
■ 2008 XL1200N : NIGHTSTER … ファクトリーベースからして実にヤンチャな気質を感じるモデルであります。今回、恐れ多くも新車の状態から手を入れさせて頂く事と相成りました。そのメインテーマとさせて頂きましたものは分別のある大人の不良バージョン・カスタム、そして月の暗闇の如き<狂気> ; by PINK FLOYD に満ちた都会の裏側の世界をタフに走り抜く為の仕様でも有ります。高品質なユーロ製パーツと丁寧な造り込みによりますワンオフパーツを散りばめそのステイタスの確立を目指します。
■ 2インチのステンレス・パイプを使用してエキゾーストのワンオフ制作に入ります。思い描いたデザインを元に製作の作業に取り掛かりますが時として現実の諸問題にぶつかりその通りにすんなりとは中々行きません。パイプの取り廻し時にエンジンケースやフットコントロール、その他のパーツとの緩衝してしまう事が多々有ります。理想通りのカタチにいかに近づけるか… 妥協をして製作作業を進める事は出来ませんのでここから先は自分との闘いとなります。
■ パイプを何分割かにしてカタチを詰めて行きます。今回はフロントエキゾーストパイプの取り回しに苦戦を致しました。パイプ同士はとりあえず溶接の点付けにて留っている状況です。全体の流れ、パイプの張り出し具合等の詳細を確認にした後、バックシールド溶接を駆使した本溶接の作業に入ります。
■ 本溶接終了。溶接痕を綺麗に消し去るスムージングの作業も終了となっております。
■強靭なマフラーステーもワンオフ制作となります。NIGHTSTER純正のベルトガードに施されておりますドリルドに合わせてこちらもドリルド加工を施させて頂きました。
■耐熱ブラックの粉体塗装を施してワンオフマフラーの製作が終了致しました。リアのエキゾーストパイプの張り出しがリアショックとの関係上多少キツメとなりましたので火傷防止の為、ヒートガードを製作させて頂きました。
■名付けてドラゴンマフラーの完成で有ります。
■ 3分割にて製作を致しましたハンドルで有ります。ライザー部分からのU字のパイプは鉄のパイプを赤めて曲げました。かなりきつい曲線でありますがパイプの丸を潰す事無く旨く曲げきる事が出来ました。パイプの繋ぎ目の部分には補強の為のインナーカラーが入れられておりまして強度への対応済みとなっております。また、ハンドルを交換:製作する際にはノーマルのスロットルケーブル、フロントコントロールの配線、クラッチケーブル、ブレーキライン等の長さにも注意が必要です。
■完成時のローアングル・ショットです。ハンドルの位置関係、雰囲気等是非ご参考にされて下さい。
■ 今回は純正のスピードメーターを生かします。SOFATIL系のメーターですと大き過ぎて以下の加工は無理で有りますがSPORTのメーターでしたら何とかCOOLに移動する事が可能だと思います。アイディア自体は随分と以前より持ってはいたのですが何故か弊社の場合、SPORTSTERのカスタムのご依頼を頂戴する機会が少なく今迄実現させる事が出来ませんでした。今回のチャンスをお与え下さいましたオーナー様には大変感謝申し上げます。では、いざ作業開始で有ります。
■ ステンレスの材料を利用致しましてこの様なメーターブラケットを製作。 取り付けはガソリンタンク前部のマウントボルトと同じくエンジンを固定する為のフレームからのステーマウントを利用致します。インジケーターランプも純正のモノを利用致します。
■ そしてメーター本体を取り付けてみます。メーター本体は初めからラバーマウント方式となっておりますのでこちらのオリジナルで製作致しましたブラケットにも同様の方式でメーターが納まる様に加工を致しております。
■ 乗車時のメーターの視認性には最大限注意を致しました。メーターを支えるブラケットステーの部分の長さは約7cm。これだけの長さがあればメーターの隅々まで見る事が出来ます、タンクに隠れてメーターが見えないと言う事はございませんのでご安心下さい。
■オーナー様より御指定を頂きましたオランダ:SJP社製のヘッドライトです。アルミビレット製 & ブラックアルマイトのフニッシュとなります。今回のカスタムのステイタスを決定付ける為の非常に重要なアイテムとなりました。さすがはユーロ製のハイエンド・プロダクツ…車体にセットアップした時のその佇まい、そして放つオーラが違います。違いのお判りになられます皆様に是非お薦めをさせて頂きたいアイテムであります。
■このSJPヘッドライトには専用のマウント用ブラケットが付属をされておりますが今回はヘッドライトの取り付け位置をローマウントに致したく、ヘッドライト・ブラケットをワンオフ制作致しました。
■ブラケットに開けました穴位置に編ませましてトリプルツリーにネジ穴を開ける加工を施します。3点でブラケットを留める方式ですのでこれでガッチリとヘッドライトを固定する事が出来ます。
■ヘッドライトをマウント致します。ライト全面の3本のボルトが実に印象的であります。ちなみにレンズのサイズは3-1/2インチとかなり小径。H4バルブがセットされておりますので光量的には問題有りませんのでご安心下さい。
■ ノーマルの状態ではフロントタイヤとフェンダーの間がやや大きいのでノーマルのフェンダーステーを一部加工しなるべくフェンダー全体がタイヤに沿う様なカタチの加工を行います。
■こちらが加工後の写真です。全体として約1cm下方に下げる事が出来ました。
■ ヘッドライトはオランダ:SJP社製のシングルタイプを採用。このカスタムのステイタスを決定付ける重要なパーツで有ります。ボディーはアルミビレット製、ヘッドライトレンズのサイズは3-1/2"のスモールタイプです。ハイエンドなユーロ・プロダクツ … 確かに高額なパーツでは有りますが、こうしてセットアップした時の悠々たる佇まいは明らかに安価のみを目的として製作されたパーツとは異なります。
■ U字のカーブが印象的なこのハンドルは今回のカスタムのイメージに合わせまして弊社にてワンオフ製作を致しました。ローママウント・ライザーはハンドルと一体型のタイプです。
■ 新車で有りますのでタイヤの交換は機能的には全く必要有りませんが『タイヤパターンの変化は視覚的にカスタムに大きな影響を及ぼす』が私の持論でしてトータルバランスを考える上で日頃よりとても重要視致しております。今回はオーナー様に無理を申し上げ前後タイヤの交換をお願いさせて頂きました。ホィールのブラックリムにMETZELER ME880のタイヤパターンは大変良く似合います。
■ 今回のカスタムでメインイベントとなりました純正SPEED メーターの移動です。兼ねてから暖めておりましたアイディアを今回実現させて頂く事が出来ました。ライディングポジションからの視認性も抜群で有ります。
■ 今回のカスタムでオーナー様が最も拘られておりましたEXHAUST PIPE。アメリカ:EXILE CYCLESが製作したバイクのピンナップ写真をオーナー様よりお預かりを致しましてSPORTSTERのエンジンに合わせまして弊社にてワンオフ製作をさせて頂きました(あくまでも観賞用にです)。特にフロント側のパイプの取り回しがSPORTSTERのエンジンに対応する様製作を致した所、ご覧の通り非常に大胆な取り回しとなりましてこのバイクのコンセプトであります<BAD>な要素をより明確に主張してくれる結果となりました。この悠々たるパイピングの流れが、かの葛飾北斎が描く『睨み龍』のヒゲの如くと思い付き『 DRAGON PIPE 』と命名をさせて頂きました次第です。
■ 又、シートはオーナー様よりお満ち込み頂きましたシートでしてハーレー純正のオプション:NIGHTSTER専用の小振りなシートを装着致しております。
■リア側のエキゾーストパイプにはドリルド加工を施しましたヒートガードを製作、セットアップさせて頂きました。
■ ウィンカーはイタリア:RIZOMA社製のビレットウィンカーを前後共採用させて頂きました。フロントはご覧の取りのローマウント方式となります。
■ ノーマルのリアテールレンズは大き過ぎてど~も … そこでW&Wよりリリースをされております KuryAkyn製のLEDテールランプキットに変更をさせて頂きました。専用のLED基盤付きで純正のコネクターに繋げるだけでワンタッチで交換可能。スモークレンズ仕様ですがかなりの数のLEDが使用されておりますのでブレーキング等によります発光・発色時はかなりの明るさで有ります。勿論車検対応です。また、ナンバープレートも純正のモノを潔くチョップ!! ノーマルの状態では上下にハーレーのエンブレム等が取り付けて有りますが … 削除です。
■ HEADLIGHT : SJP Single Headlight
■ HANDLE : BAD LAND / ONE MAKE
■ EXHOUST : BAD LAND / ONE MAKE
■ SPEED MATER BRACKET : BAD LAND / ONE MAKE
■ FRONT TIRE : METZELER ME 880 100 / 90・19"
■ REAR TIRE : METZELER ME 880 150 / 80・16"
■ RAER TAILLIGHT , KuryAkyn LED
■ TURN SIGNAL , RIZOMA
■ LICENSE SUPPORT PLATE : BAD LAND / ONE MAKE
![]() ¥7,665 |
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