
□ ノコギリとのみとハンマーだけで30階建てのビルを造った様なモノ… 今回のカスタムはまさにその様な形容が相応しい程でありました。承知の上ではありますが、全てが「無」の状態よりのスタートでありました故、個々のパーツに必要とされる前後左右:360°の3-Dの世界との兼ね合いとは大格闘を展開する事しばし。必然性を伴ったバランスを見出す為の努力を惜しむつもりなどは毛頭ございませんでしたが、結果それこそが造形が目指す所の究極である事に気づく迄には、我々とてもそんなに長い時間は必要では有りませんでした。自然界の大摂理に逆らった神をも恐れぬこの所行… ボロボロになったノコギリとのみ、そして朽ちかけたハンマーを我々が遂に下ろす事が出来たのは、それから2年の月日が流れておりました。
□ 印象的なフロント・フェアリングは且つてArlen Nessが製作を致しましたスタイルを範疇し更にもディファイを加えました弊社によります完全ワンオフ・プロダクトであります。大柄なボディーパーツではありますが、いかにそれをスポーティーに魅せるかを実現する為試行錯誤の連続となりまして、結果実に多くの時間が必要となった弊社渾身のワンオフ・プロダクツであります。


□ カスタムスタート当時、我々が唯一持ち合わせておりましたのは『やる気』だけ… それは言葉を変えればチャレンジ精神などとも言い替える事も可能ではありますしょうが、やはり物事には限度と云うモノがございまして、今回の場合この一連のチャレンジはやはり『無謀』と云う表現が一番適していたかに思えます。気の遠くなる様な膨大となります作業量、ワンオフ製作物のオンパレード。来る日も来る日も、そしてまた来る日も来る日もと、延々と繰り返されましたFRPの成形作業。そして排出されます大量のFRPの屑の山… 出口の見えない長いトンネル、はたまた頂きすら見えない高過ぎる山。心が挫けそうになる事まさに100回!! そんな我々の [限りなき闘い] の日々、その一部をご覧下さい。












□ FRPによります各部パーツのワンオフ製作もさることながら、今回のカスタムでは大幅なメタル・ワークも実施がなされております。ガソリンタンク、フロント・ファリングのマウント製作、フロント&インナー・リアフェンダー、ハンドル、フロント・スポイラー、フレーム・タンクボトム等々、FRPにて製作を致しました大物ボディー廻りのパーツとのバランスを探りつつメタルワークの作業が続きます。当然、トライ&エラーが連続する事もしばし… 。
□ 通常の場所にエキゾーストを落とし込む事だけは避けたかった… 特に明確な理由があった訳ではありませんが、製作の当初よりその様な思いを持っておりました。そして製作を進めて行く内にこの大胆なエキゾーストパイプの取り回しを思いついた次第で有りまして、結果このカスタムが非常に個性的な1台となったと自負を致しております。
□ オール・ブラックパウダーコート加工を施しましたエンジンはSCREAMIN’ EAGLE製:1800ccのストローカーキットをインストール。非常にレスポンスの良い、トルクフルなエンジンに仕上がっております。
TECH TIP
■ FRONT WHEEL : PM HOOLIGAN’ 3.5J x 18"
■ REAR WHEEL : PM HOOLIGAN’ 5.5J x 18"
■ FRONT FORK : SJP FAT GLIDE
■ FRONT BRAKE : 6-POT DUAL
■ E/g : SCREAIMN’ EAGLE 1800cc
■ GAS TANK : OEM & ONE-MAKE
■ FRONT FENDER : ONE-MAKE
■ HANDLEBAR : ONE-MAKE
■ FRONT CONTROL : PM CONTOUR
■ FRONT FAIRING : ONE-MAKE
■ EXHAUST SYETM : ONE-MAKE
■ SIDE PANEL : ONE-MAKE
■ REAR FENDER : ONE-MAKE
■ SADLE BAG : OEM & ONE-MAKE
■ SEAT : ONE-MAKE
■ COMPLETE ALL BLACKS
■ AND MORE ….